最近は本当に長生きする猫ちゃんが増えました。

多くの猫ちゃんが健康に長生きするために、健康診断は大切なものです。

 

健康診断のメリットは大きく2つです。

  • 急変してから発見されることが多い病気を、急変する前に治療を開始することができます。
  • 慢性疾患を早期に発見することで、より良い状態で維持することができます。

※猫ちゃんの急変する疾患、慢性疾患については、のちほど詳細に説明します。

 

当院では2月を猫ちゃんの健康診断月間として、キャンペーン価格で健康診断を実施しております。

 

選べる3つのコースは

※獣医師法により費用を掲載する事は出来ませんので、個別にお問い合わせください。

 

★スタンダードコース

尿検査+血液検査をキャンペーン価格で実施いたします。

  • 尿検査
  • 尿蛋白
  • 尿潜血
  • 尿糖
  • 結晶
    • ストラバイト
    • シュウ酸カルシウム など
  • 尿比重 など
  • 血液検査
  • 赤血球数
  • 血中蛋白
  • 肝臓
  • 腎臓
  • 膵臓
  • 黄疸
  • 電解質 など

★オプショナルコース

スタンダードコースに加えて、オプション項目をキャンペーン価格にてご自由にお選びいただけます。

画像検査 腹部エコー検査 お腹の中に腫瘍や泌尿器の結石ができていないかなどを検査します。
胸部レントゲン検査 肺炎や肺の腫瘍、胸水や心臓の異常がないかなどを検査します。
腹部レントゲン検査 お腹の中に腫瘍や泌尿器の結石ができていないかなどを検査します。
血圧測定 人間でも自覚症状の出にくい高血圧がないか、検査します。
血液検査 SDMA 初期段階の腎障害を検査します。
甲状腺ホルモン測定 甲状腺機能亢進症がないかを検査します。
心臓バイオマーカー(BNP) 心筋症などの心臓病がないかを検査します。

★Catドックコース

スタンダードコースに加えて、オプション全項目を実施いただくと、さらにお得なキャンペーン価格で実施いたします。

猫ちゃんの【急変して初めて気が付く怖い病気】

Case 1. 尿路閉塞

おしっこにミネラル成分が結晶化した砂が出る様になり、尿道などの管が詰まってしまう病気です。詰まってしまうと急速に腎臓が悪くなり、放っておくと数日で命を落とすことになります。

健康診断の尿検査で、おしっこに砂が出てきているとわかれば、詰まる前に対処が可能です!!

 

Case2. 心筋症

猫ちゃんの心筋症は、動脈血栓塞栓症、胸水、肺水腫と命に直結する症状を伴う怖い病気です。さらに心筋症は聴診で雑音のないことも多く、胸部のレントゲンでも正常な子と見た目が変わらず、発見が非常に困難な疾患です。

健康診断の心臓バイオマーカー(血液検査における心臓の項目)をチェックすることで、心筋症を早期に発見し、上記の怖い症状が見られる前に治療を開始できることは非常にメリットの大きいことです!

Case 2-1. 動脈血栓塞栓症

動脈血栓塞栓症は、猫ちゃんの重要な動脈に血栓が詰まってしまう疾患です。猫ちゃんが『ギャッ!!』と鳴いた思ったら両足が麻痺していたり、場合によってはそのまま失神して死亡してしまうこともあります。

 

Case2-2. 胸水

胸水とは胸の中に水が溜まることです。胸水がたくさん溜まると肺が膨らめなくなり呼吸困難になります。でも胸水が溜まっている猫ちゃんは、自分で動かない様にすることで息が上がらないようにしちゃいます。そのため、飼い主様が異変に気がついた時には、すでに重篤な状態になっていることがあります。

 

Case2-3. 肺水腫

肺水腫とは、心臓がうまく血液を循環させられなくなったときに、血液中の水分が滲み出してきて肺に水がたまることです。肺水腫の状態では、肺から酸素をうまく取り込むことができなくなりますので非常に危険です!

 

猫ちゃんの【慢性疾患】

慢性疾患の多くは『治す』ことが困難で、『進行を抑える』といったコントロールしながらうまく付き合っていくことが治療の主軸になることが多いです。

早期発見で早い段階から『進行を抑える』ことができれば、より良好な状態で維持できたり、重篤な病態への進行を食い止められることもあります。

 

Case1. 慢性腎臓病

高齢の猫ちゃんを飼ったことがある方であれば、慢性腎不全という言葉を聞いたことがあるかもしれません。慢性腎不全とは慢性腎臓病により腎臓が機能不全を起こした状態で、高齢の猫ちゃんでよくみられる病態です。

慢性腎臓病の猫ちゃんたちは脱水状態になりやすいので定期的に点滴に通院しつつ、腎臓病の進行を抑える治療をしていきます。

 

Case2. 糖尿病

初期の糖尿病では猫ちゃんはいつもよりご飯を食べるようになります。この状態は一見すると非常に調子が良いと感じられるかもしれません。しかし、高血糖の状態が持続すると様々な合併症を引き起こし、命に係わる危険性も増してきます。早期発見で重篤な合併症などを回避できることは非常にメリットの大きなことだと思います。

 

Case3. 甲状腺機能亢進症

甲状腺機能亢進症とは、甲状腺ホルモンという『元気をつかさどるホルモン』が過剰に分泌される病気です。このホルモンが過剰に分泌されると、イライラしたり、必要以上にエネルギーを消費して痩せてしまったりします。また、頻脈や高血圧といった循環器に対する症状を伴うこともあり、慢性経過すると心臓の筋肉が分厚く肥大することもあります。

ホルモンの疾患は全般的に全身に広く影響するものも多く、重篤な問題に発展する前に対処できることが肝要かと思われます。