ニャンちゃんの健康診断

ワンちゃんは年一回のフィラリア検査時に健康診断の血液検査をされることが多いです。残念ながらニャンちゃんにはフィラリア検査のような定期的に採血をするタイミングがなく、定期的な健康診断は飼い主様の意思によるところが大きいです。

ニャンちゃんの健康診断として当院の推奨は血液検査+尿検査です。腎不全や尿石症、心筋症、糖尿病などはニャンちゃんの診療でよく診る疾患ですが、血液検査と尿検査でこれらを広く確認することができます。

キャンペーン期間中(1月~2)は特別な価格で健康診断を目的とした血液検査+尿検査を実施させていただきます。具体的な価格は獣医師法により掲示できませんので、当院までお気軽にお問い合わせ願います。

 

猫の心臓は沈黙の臓器!?(心臓検診について)

心臓が沈黙?うちのニャンコの心臓はドッキンドッキン言ってるよ?

沈黙の臓器とは音を出さない臓器という意味ではないです。沈黙の臓器というと『肝臓』が有名です。肝臓は悪くなってもなかなか症状が現れず、症状が見られた時にはかなり進行していることから沈黙の臓器と呼ばれます。これは猫ちゃんの心臓にも当てはまると思います。

心臓病は大きく分けて弁膜疾患、心筋症、不整脈、先天性疾患の4つに分けられます。

猫ちゃんの心臓病で最も多いのは心筋症です。多くの心臓病が聴診により見つけられるのに対し、心筋症は聴診で正常な心音であることも多く、見つけることが困難な心臓病です。また、誰にも気づかれないまま進行し、症状として現れた時には『肺に水が溜まる(肺水腫)』『血栓が詰まって足が動かない(動脈血栓塞栓症)』『お腹や胸の中に水が溜まる(腹水・胸水)』など命に関わる状態であることが多いのです。

 

そこで当院では猫ちゃんの心臓検診をお勧めしております。

最も簡便なものは血液検査です。血液検査で調べられるNT pro-BNPは、基準値内であることで『心筋症ではない』ことを確認できる検査です。異常値が見られた場合は、心エコー検査や心電図検査を実施し、初期の心筋症の発見に努めます。

心筋症が見つかれば定期検査で経過を観察し、こわい症状が現れる前に対処していきます。

命に関わる怖い症状から愛猫を遠ざけるために、心臓検診をおすすめします!